ツアー「道」レポート初日公演 ツバメ舞う幸せのファド
- 2017.06.15
6月2日(金)ツアー初日公演は大阪のポルトガル料理店「カーザ・ダ・アンドリーニャ」、
私が定期的に演奏させていただいている、あたたかいお店です。
昨年末「初日はアンドリーニャでお願いします!」とオーナーシェフ生江さんにお願いしましたら、
「初日公演なんて光栄です!」と快諾してくださいました。
満席御礼、とても心あるファドの夜でツアーの幕が開きました。
セルジオさんと、水谷さんと、私の掛け合いも初日ではないような演奏に。
やはりセルジオさんは引っ張ってくれたし、
2008年から一緒に演奏経験がある安心感で、期待以上の音と心が鳴りました。
このツアーは間違いなかった!と確信できた瞬間でもありました。
また、静かに心で耳を傾ける日本人のお客様の姿にセルジオさんは
「なんて幸せなことか!」とずっとMCで話してくれました。
そして、タイトル曲「道 Caminho」もこの日、産声をあげました。
しっかりとお客様に私の日本語詞も伝わり、ご好評をいただきました。
ギタリストの「道」の弾き方は、この日以来どんどん変化し、ツアー中により美しく出来上がって行きました。
リスボンはイワシ祭りシーズンということで、アンコールはやっぱりイワシ帽で!
大盛り上がりで最後は終わりました、皆様、本当にありがとうございました。
打ち上げ!
「ここは日本なのに、こんなにポルトガルの味とポルトガルの場所に感動している」
とセルジオさん。
最後は記念のサイン!
昨秋来日した我が師匠であり、ポルトガルギターの巨匠アントーニオ・パレイラの隣を選んでサイン。
セルジオはパレイラのことが大好き、パレイラもセルジオを「素晴らしい人であり、好きな演奏家」と評価しています。
そんなポルトガルギターの名手二人のサインが並びました!
~ここで過ごした特別なひとときに、世界サイズの感謝を!
ファドに生きる者の気持ちを込めて セルジオ・コスタ ~
どうぞアンドリーニャに見に行ってくださいね。
チームアンドリーニャ!生江オーナシェフとモニカシェフと。
幸せを運ぶツバメ(アンドリーニャ)舞うファドの夜でした。
「みんな真っ黒のツバメ衣装だったね」とセルジオさん、
「あっ、俺だけ白い!」と生江シェフ。
初日公演はあたたかく終了しました。
ご来場の皆様、キャンセル待ちでお断りしなければならなかった皆様、
本当にありがとうございました。
ツアー2日目Tina Lenteに続く
Até logo!